太陽光の営業方法

昨日家電販売団体さんの集まりでZOOMにて

「今どきの太陽光の売り方セミナー」を行いました。

今も昔もやり方は変わっておらずお客様への見せ方

太陽光発電の役割が本筋に戻ってきたと

お伝えしました。

原点回帰第2弾で昔に戻りたいと思います。

2012年7月で電材商社を辞めて出版社へ

出版社の社員らしくたまに記事も書くがセンスが無い(笑)

やる事は太陽光/オール電化の販売営業から

「売り方研修」

何が変わったかと言うと今までは電材商社マンです

から自分の売上の為に研修会をしておりましたが

出版社ではお客様の成功のための研修活動です。

これは大きな違いです。

出張から戻り出社しましたら机の上に数通の

お手紙があり中を見たら

「狩野さんの記事通りにお客様に話したら

太陽光発電が売れた!今度お店にぜひ来てほしい」

人生初めてのファンレターってヤツ!

岡山県の家電店さんからの嬉しいお手紙です。

住宅用太陽光販売の売り方をコツを

お伝えした当時の内容です!

売り方の心構え

  • 商品の話はしない(カタログなどタブー)
  • 補助金の話もしない
  • 余剰電力買取制度の話もしない
  • 施工IDを必ず取る

と言うと皆さん「え~」って言います。

商品の話はしない!

2012年当時はまだまだ太陽光発電と言う言葉も

そんなに知られていない時代でした。

昔あるご家庭に太陽光発電

の説明に伺ったら

カタログ見ながら

「どこにお湯はたまるんだ?」(笑)

ソーラー=お湯という認識だったんですね。

そもそも興味のない事が前提です。

興味があればもう設置していますよね。

専門用語は使わないで説明するのが大切です。

電気は買うのが当たり前、自宅で作るなんて当時は

殆どの方が興味がないので製品説明したら

つまらないでしょ。

カタログは太陽光発電が欲しくなってから見せる。

補助金の話はしない

補助金はいつか終了するイベントです。

補助金ありきで説明を組み立てると補助金と共に

太陽光販売も出来なくなりますから補助金はオマケ

と言う考え方です。

売電の話もしない

FIT制度(フィードインタリフ)は期間限定

買取価格は年々太陽光発電目標価格が見直しされて

売電価格は下がりますから売電48円ありきでは

すぐに販売する事が出来なくなります。

以前は販売してたけど売電単価が29円ぐらいから

提案しなくなったお会社も多いと思います。

2021年3月に見直しも2011年に決まっておりましたね。(これ知らなかった方めっちゃ多い)

FIT制度導入前は「等価取引」が一般的で

お客様が一般電気事業者から購入している金額と

同じ金額での売電が2009年10月以前は主流でした

そんなんで売れるの?

絶対に言わない訳ではありません

私の目指した説明ストーリーは

光熱費の無い暮らし(ゼロエネルギー生活)です。

お客様が太陽光発電良さそうね!

に気付いたら今購入するメリットとして

余剰電力買取制度を利用すると殆ど負担なしで

購入可能ガス併用住宅であれば今なら補助金が

もらえるのでそれを利用してオール電化導入も

お勧めします。

オール電化住宅であればトイレやキッチン

ユニットバスの快適リフォームに補助金を使う様に

研修会でお話ししておりました。

補助金を値引きに使うなんて超勿体でしょ(笑)

ぜひ自社のプラスON売上にして欲しいとの事です。

最後までお読みくださいましてありがとうございました

投稿者プロフィール

エネリード
エネリード
省エネルギー製品販売を支援する株式会社エネリードの代表の狩野です。社名の由来はエネルギーを通して企業や人を導くという意味です。住宅産業はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス化の時代をいち早く導くことが必要です。そのために太陽光発電、オール電化、蓄電池など販売研修事業やまたコンシューマ向けセミナー支援を行っております。
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