蓄電池市場

昨年は1600億円市場

2011年3月東日本大震災以降、計画停電、災害多発

など蓄電池の需要は伸びておりましたが2015年に

蓄電池補助金が打ち切りになり2016年は前年割れと

なりました。

2017年から再び市場が伸び続けて2019年度はついに

年間出荷台数が10万台をこえました。

理由の一つに太陽光発電固定買取期間終了(卒FIT)が

約56万世帯あり太陽光発電の新たな活用方法の一つに

蓄電池が選ばれていると思います。

また新規太陽光発電+蓄電池の複合提案も

増えており、この4~5年がミドル級(6~10kwh)の

蓄電池が出荷台数の半数近くを占めております。

昔は3kw前後の太陽光が多かったので自家消費分を

差し引いた余剰電力が大体1日6kwhくらいなので

このクラスに集中するのも分かります。

2019年度は系統連系型が9割以上なので太陽光発電の

活用方法として認知されてきている事が分かります。

卒FIT市場は2022年が本番(太陽光発電出荷量から見て)

なのでこの市場はぜひ注目したいですね。

蓄電池の種類って?

  • ポータブル
  • 単機能型
  • ハイブリッド型
  • トライブリッド型

に分かれます。超簡単に説明しますと

ポータブル型

単純にコンセントに繋げて必要な時に蓄電池の

コンセントから電気を取り出すタイプ

太陽光発電が無くても備えとして活用できます。

単機能型

今ある太陽光発電の設備を利用し後付けするタイプで

太陽光発電設備を購入して7年未満位のご家庭へ

お勧めです。

理由は太陽光側のパワーコンディシュナー交換を

しなくて済むのでその分安く購入できます。

ハイブリッド型

太陽光発電、蓄電池のパワーコンディショナーを

一体化させて効率よく発電した電力を蓄電池に

(DCからDCへ)貯めて使う効率の良い蓄電池です。

それぞれに特徴がありますので

太陽光発電がある/無しか

太陽光発電の設備容量

太陽光発電の設置年数

蓄電池が欲しい理由

災害時の自立運転対応

自立出力100/200V バックアップ範囲

などで価格は変わってきます。

元は取れるのか?

この質問が一番多いですね。

経済的効果を100%出すにはまだ価格は高いですね。

蓄電池は電気の保険(業界では停電保険とか言います)

電気と言うライフラインをつなぐ商品です。

ライフラインって電気が来ない事に困るのではなく

コンセントの先にある生活に欠かせない大変便利な

家電品が使えなくなるのが不便なんですね。

万一災害時もコロナ禍で心配と思われる方にはお家の

照明がついてトイレが使えてスマートフォンや

携帯電話の充電が出来て冷蔵庫が使えれば

家でステイホーム出来るので安心ですよね。

昨年の台風15号では東京電力の鉄塔2基、

電柱約2,000本が倒壊し全国から約9,000人以上の

電力マンが応援に駆けつけて

くれましたが99%復旧に280時間も要しました。

今の災害の事などを考えると保険と言う役割なら

私はありだと思います。

(PCやスマホが10日も使えないなんて)

そしてこれからエネルギー革命の時代を迎えます。

AIを駆使してVPP(バーチャルパワープラント)や

P2P(ピアツーピア)などにより分散型発電、

ネガワット市場や太陽光発電の個人的シェアーの

時代もそうは遠くない話と思いますし10年先の

エネルギーは新たな進化をしている事でしょう。

また自動車産業もCASEの時代

C コネックテッド

A 自動運転技術

S シェアリング

E 電気自動車(電動化)

車の電動化が進めば一気に業界が活性化されて

研究開発が進み次世代型蓄電池、リチウム空気電池

全個体電池や全樹脂電池が商品化されれば益々

面白くなります。

蓄電池はより小さく、軽く、安全で、低コスト化

ワクワクしちゃいます。

私個人的には全樹脂電池のバイポーラ構造が面白い。

普通リチウムイオン電池は正極、負極、電解液や

セパレーターの構造になっておりますが

バイポーラ構造は正極、負極、セパレーターの

重ね合わせと言うか積み重ね構造と言うかとにかく

コンパクトな構造でなんと

蓄電池4kwhの容量で重量15kgと超軽量で

小型化出来るそうです。

※これって業界的にはかなりすごい!

2019年12月調べ3kwh以上の蓄電池で業界最軽量

と言われたのが住友電気工業さんのPOWER DEPOⅢ

で重量55kgからするとすごさがわかりますね。

また全樹脂電池はニッケル、コバルトのレアメタルの

リサイクルも容易でこれから伸びる業界にとっては

環境に負荷をかけないリサイクル利用可能な事は

非常に重要な事と考えます。

また続きを書きますね。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

投稿者プロフィール

エネリード
エネリード
省エネルギー製品販売を支援する株式会社エネリードの代表の狩野です。社名の由来はエネルギーを通して企業や人を導くという意味です。住宅産業はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス化の時代をいち早く導くことが必要です。そのために太陽光発電、オール電化、蓄電池など販売研修事業やまたコンシューマ向けセミナー支援を行っております。

前の記事

太陽光の営業方法

次の記事

どうしたら売れますか?