時代の変化

電気関係の仕事に出合って30年になりますが

当時と比べて世の中が随分と変わったなぁと

感じます。今でこそ仕事柄省エネ・再エネと

言っておりますが30年前にカーボンニュー

トラルと言われても何のことやら理解不能

でしょうね。電気が何で出来ているのか?

という事すら議論にもならない、コンセント

から出てくる電気が何でつくられている

のか?何てこと自体に興味もありませんでした。

しかし今はトラッキングが出来て電源も選べる

時代になったから驚きです。

また非化石価値取引市場も今後は活発化して

くると思われます。

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/seido_kento/pdf/044_03_02.pdf

発電とは?

電気は様々な作り方があり、時代と共に色々な

発電所が登場しました。時代背景で主役となる

発電所が変化し登場します。高度成長期から

発電所も大規模化し化石燃料を利用する火力発電の

増加、そして公害問題、オイルショックなどから

原子力発電所が登場しました。

エネルギー密度の高い夢のエネルギーとして

全国に建設されていきました。

地球温暖化

90年代から地球温暖化問題が取り上げられて

1997年12月に京都でCOP3が開催さ京都議定書

というのは有名な話ですよね。

でも当時は目に見えない温室効果ガスに対し

電気の業界にいてもあまりピンと来ては

おりませんでしたが当時社内研修でメーカーの

講師がエアコンカーエアコン、冷蔵庫などに

使われるフロンガスを適切に回収処理を

しないとオゾン層にダメージを与えて

地球温暖化の原因となると聞きました。

多分この時が地球温暖化という言葉を初めて

耳にしたと思います。

そして初めて出会う「省エネ」という言葉

当時は節電と省エネの区別が解からないくらい

知識は低レベルでお恥ずかしい限りです。

省エネは英語でenergy efficiency

「エネルギー効率」という意味で

同じ生産をするならばエネルギー消費が

少ない事を省エネと言いますね。

住宅内で消費されるエネルギーを100%とすると

給湯に使われるエネルギー消費が25~30%

でした。これをエコキュートで沸かすと

化石燃料と比べるとエネルギー効率が

300%なので省エネ大賞を受賞しました。

お風呂に入るだけで省エネとは素晴らしい

のですがエコキュートがヒーターも火(化石燃料)

も使わずにお湯を作る仕組みだけは

当時不思議だと思いました。

新エネルギーとは

2004年にRPS法が施行されて「電気事業者による

新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」

世の中に「新エネルギー」なるものが普及して

きます。新エネルギーとは?バイオマス

太陽熱利用、雪氷熱利用水力、地熱、風力

太陽光発電の事を表します。

そしてFIT法が出来て再生可能エネルギーの

普及が活発化し、業界も盛り上げりました。

更にFIT法が2012年7月に施行されわずか9年で

電力市場に大きな影響を与えるくらいに育ち

始めましたが問題点も山積みです。

今後はどうなるの?

高度成長期と共に大型化した発電所の見直しの

時かも知れません。再生可能エネルギーを使い

発電所の分散化エネルギー利用の柔軟な考え方

発電から送電のルール改正や電力卸取引所の

見える化、また電気を利用する側の柔軟な考え方

など問題点がありすぎて面白いです。

そして地球温暖化対策の推進に関する法律

(温対法)によって企業も変わらざるを

得ないし電力会社側も

「発電した電力の温室効果ガスの排出量」を

問われる時代になりました。そして日本も

2050年にカーボンニュートラルの方針を

打ち出しました。

これも10年前には想像すら出来ません

でしたから2030年にはどんな世の中になって

いるのか?今から興味津々です。

(車が空を飛んでいるかもなんて思ったり)

この映画大好きです。

話は元に戻してカーボンニュートラル2050年に

達成するには時間がありそうで無いと思います。

なのでどのような順位で行動するかがとても

大切だと思います。出来ない(時間が掛かる)

テクノロジーに時間とお金を費やして万一

出来なかったりしたら日本の国際的な立場も

危ういです。

この10年間を振り返り2030年を考えます。

新エネルギーの中で最も伸びたのは太陽光発電で

2009年6月にNEDOが作りました発電コスト家庭用

業務用ともに2020年目標グリッドパリティを

達成し2030年目標の事業用発電コスト

1kwh=7円も達成可能と思います。

電源構成から考える2030年推移

こんな資料を作ってみました。2010年~2020年

電源構成推移表とにかく火力発電を減らすには

再生可能エネルギーを増やす事は明らかです。

カーボンニュートラル達成の為に再生可能

エネルギー等どの様に優先順位を考えるのか?

今はダントツで太陽光発電に力を入れるべき

ですね。この10年で0.3%から8.5%ですから

ここを伸ばす方が早いです。

太陽光発電は用地の問題がありますので2025年

以降に間に合うように洋上風力も官民一体で

開発に力を入れて欲しいです。

しかし太陽光発電と風力発電は調整が

出来ない(難しい)VRE(変動型再生可能

エネルギー)電源なので調整用の

蓄電池なのか水素貯蔵なのか揚水利用なのかは

次のテーマです。

また再エネのベースロード電源としてどうするのか?

地熱発電が私は良いと思います。を国として法改正

開発準備など10年後には間に合うようにして

欲しいです。

車業界もエネルギーも転換期ですから色々な事が

変わり予想とは違う展開になっているかも

知れませんからどんな世の中になるか

楽しみです。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

投稿者プロフィール

エネリード
エネリード
省エネルギー製品販売を支援する株式会社エネリードの代表の狩野です。社名の由来はエネルギーを通して企業や人を導くという意味です。住宅産業はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス化の時代をいち早く導くことが必要です。そのために太陽光発電、オール電化、蓄電池など販売研修事業やまたコンシューマ向けセミナー支援を行っております。

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